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実はこんな使い方もある! 南京錠の使い道

実はこんな使い方もある! 南京錠の使い道

南京錠は、開閉できるものにロックをかけて開けられるのを防いだり、ものに引っかけて持ち去りを防いだりなどさまざまな使い道があります。さらに、工夫次第で意外な使い方もできます。今回は、南京錠をより便利に使うための方法をご紹介します。

 

災害時にも南京錠が使える?

地震などの災害に遭い、自宅のドアや窓が破損したり歪んだりした場合、鍵をかけることができず、侵入被害に遭うリスクが高くなります。特に災害時には、混乱に乗じて盗難や空き巣被害が起こるケースもあります。

災害時のこうしたリスクを減らすために、簡易的な方法にはなりますがチェーンと南京錠を組み合わせ、引っ掛けられる場所とつないで固定すれば、安心して生活できるようになります。万が一の災害に備えて、防災グッズを常備しているご家庭も多いでしょう。防災グッズに南京錠・ワイヤー・チェーンのセットを入れておけば、いざという時に役に立ってくれます。

 

チェーンを巻いて冷蔵庫ロックに

ご家族の中に認知症を患っている方がいて、誤って冷蔵庫を開けてしまうことがあります。不要な冷蔵庫の開閉を一時的に防ぐために、チェーンやワイヤーなどを巻いて南京錠でロックすることも1つの使い道です。

ただ冷蔵庫は開閉する機会が多いでしょうから、その都度南京錠を解錠してチェーンやワイヤーを外すとなると手間がかかると感じる人もいるかもしれません。そこで、外出時や夜間など、冷蔵庫を長時間使用しない場合の施錠をおすすめします。

 

子供のゲームやりすぎ防止にも南京錠!

子供がゲームを何時間もやりすぎて困っている場合、ゲームを制限する目的としても、南京錠を使うことができます。コンセントの先端には小さな穴が開いており、そこに南京錠をはめておくことで、外さない限りはゲームができない状況を作ることができます。こうすることで、子供のゲームをする時間を保護者がコントロールできるのです。

また、「電源プラグを扱わせるには少し怖い」と感じる幼いお子さまに対しても事故のリスクを減らすことができます。

 

ペットの脱走防止に

自宅で飼っているペットが逃げ出さないように玄関やキッチンなどに扉付きのゲートを設置することもあります。また鳥類も小さな扉付きのケージの中に入れるのが一般的です。しかし、飼い主たちを観察し自分自身でゲートやケージの扉を開けて脱走し、行方不明になってしまうというトラブルがあります。大切なペットがいなくなることを防ぐために、小さな南京錠を扉につけて固定すれば逃げ出す心配もなくなります。

とはいえ、ゲートの場合は飼い主が出入りする回数も多いですし、ケージもエサやりなどで何度も扉を開けるものです。頻繁な開閉を考えると、都度南京錠を開けるのはいささか手間ではあります。その手間を軽減するために暗証番号で簡単に開けられるダイヤルロック式の南京錠を選んで取り付けるのをおすすめします。家族全員で暗証番号を把握しておくなどすれば、鍵の保管場所に困ることもありません。

 

手荷物管理にも南京錠!

旅行やレジャーなど、どうしても手荷物が複数になる場合もあります。目的地でお土産などを買った場合にはさらに手荷物の数は増えてしまいます。

移動の際に手荷物をすべて持ったつもりでも、1つ置き忘れてしまったというケースもあるのではないでしょうか。荷物の紛失や置き忘れの対策として、複数ある手荷物にワイヤーやチェーンをつけてまとめて固定し、南京錠でロックすると手荷物の置き忘れトラブルを防ぐことができます。

南京錠は、主に盗難などを防ぐための防犯グッズとして認識されているのが一般的です。しかし今回紹介したように、普段の生活において南京錠が役に立ってくれるシーンはいろいろあります。南京錠にはロックの方法や大きさ、形状などによって種類がたくさんあり、さらにチェーンやワイヤーと組み合わせることで使い道が広がります。自分に合った南京錠の使い道を見つけてより便利で安心できる生活に役立ててみてはいかがでしょうか。

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